所有者不明の土地

所有者不明の土地問題について、ニュースがありました。所有者が分からない

土地に関して、知事が事業者(法人や個人)に対して10年間の土地利用権を

与えるというものです。公園や店舗での利用が想定されているそうで、来年の

施行を目指しているそうです。

所有者不明の土地は、九州の面積を上回るほど、全国に存在しているとの調査

結果がでていますが、それらの土地を活用しようにも、所有者の承諾という壁

があります。所有権という権利は、資本経済の根幹にもなる権利ですので、簡

単に侵される訳にはいきませんが、それ程、問題が深刻化しているということ

でしょう。